全層よりも表層の方が速く…暖冬の今季は特に『雪崩』に注意 雪山へ行く際はビーコン等の“三種の神器”を
週末、北海道、長野、鳥取で雪崩が相次ぎ、スキーヤーや登山者らを襲いました。 雪崩には「表層雪崩」と「全層雪崩」の2種類があり、「表層雪崩」は元々あった雪に新雪が降り積もって、その新雪だけが滑り落ちる雪崩です。 【動画で見る】全層よりも表層の方が速く…暖冬の今季は特に『雪崩』に注意 雪山へ行く際はビーコン等の“三種の神器”を これに対して全層雪崩は、元々あった雪と積もった雪が一緒に滑り落ちる雪崩で、表層雪崩のほうが速度は速いです。 2024年は暖冬で徐々に降り積もっていないため、表層雪崩が起きやすい状況です。
もし雪山に行く場合、「三種の神器」を持っていくようよう呼びかけられています。 【雪山に行く場合の“三種の神器”】 ▼雪の中でも位置情報を発信するビーコン ▼伸ばして長い棒にして雪に突き刺し、場所を特定するプローブ ▼雪を掘るスコップ