特殊詐欺被害額の74.8%がオレオレ詐欺 去年の9倍以上の被害額に 京都府警まとめ
京都府内の特殊詐欺被害は、去年に比べて、認知件数はわずかに減りましたが、これに反して被害額は、2億円あまり増加したことが分かりました。京都府警の発表によりますと、ことしに入って特殊詐欺が判明した件数、いわゆる認知件数は1位が、隙を見てキャッシュカードを盗み取るキャッシュカード詐欺が49件、2位が、家族や警察官を装い、金を要求するオレオレ詐欺が40件判明し、特殊詐欺全体の66%を占めました。特殊詐欺全体では8.8%減少しましたが、被害額は逆に大きく増えています。特に、被害額で1位のオレオレ詐欺は、特殊詐欺の被害額全体の74.8%を占め、被害額にして5億5892万円、去年に比べ9倍以上にのぼっています。