安齊勇馬&ライジングHAYATO、宮原健斗&井上凌を破り「アジアタッグ」V2「2025年…もっともっとめちゃくちゃ面白くなります」…大みそか代々木
◆全日本プロレス「ゼンニチ大晦日 2024」(31日、代々木第2体育館) 全日本プロレスは31日、代々木第2体育館で「ゼンニチ大晦日 2024」を開催した。 アジアタッグ選手権は、王者組の安齊勇馬、ライジングHAYATOが宮原健斗、井上凌と2度目の防衛戦を行った。 28日の公開記者会見で井上が安齊の右ヒザをイスで襲撃。挑戦者組は、テーピングを巻くなどダメージを負った安齊の右ヒザを場外戦で集中攻撃した。王者組はHAYATOの空中殺法で逆襲。安齊も打点の高いドロップキックを井上に突き刺し反撃する。 15分過ぎ。安齊が雪崩式ダブルアームスープレックスを繰り出し、ジャンピングニーと井上の蹴りが相打ち。さらにプリンスキラーで井上は安齊の右ヒザをロック。ギブアップ寸前に追い込んだがロープへ安齊は逃げた。 めまぐるしく攻防が入れ替わる展開で安齊が背後からジャンピングニー。逆に井上は安齊の顔面へハイキック連発。大観音スープレックスで追い込む。何とか立ち上がった安齊はジャンピングニーで反撃。最後はギムレットで井上を沈め、21分57秒の激闘に終止符を打った。 防衛した安齊は、客席が沸騰した試合に「ちょうど1年前の雰囲気、覚えていますか?」と問いかけ「今のこの最高の全日本プロレス、誰が想像できましたか?」と胸を張った。 さらに「じゃあ、2025年もどうなるかわからない。ただ一個だけ分かっているのは、もっともっとめちゃくちゃ面白くなります。だからこれからの全日本プロレス、俺たちのことを見てください。俺との約束です」と新年の飛躍を誓った。
報知新聞社