深澤辰哉に出会ってしまった衝撃…。ドラマ『わたしの宝物』の冬月役が今までにないハマり役になったワケ。解説レビュー
深澤辰哉に出会ってしまった衝撃
昨日までは『Snow Manの最年長メンバーだよね』くらいの知識しかなかった人でも、上で詳しく見た初登場シーンや酢昆布を取り出す場面の数カットを目にすると、はっきり深澤辰哉ファンを自認するに違いない。本作第1話を見る前の昨日から見たあとの今日へ。深澤辰哉という存在に出会ってしまったからには、愛おしすぎて胸が苦しくなる感覚に一刻も早く慣れなければいけない。 ここでドラマから一時離脱。Snow Manの公式YouTubeチャンネルでの深澤の発言を傾聴してみる。「Snow Man【ミシュランの名店】極上の焼き鳥をいただこう」動画で豚のレバー(アカ)を口にした深澤は、とり串の豊かな味わいを「今まで出会った事ない」と表現した。 初めて口にする味を形容する深澤のコメントに触れたファンは「我々だってね、ふっかさん(深澤の愛称)と決定的に出会ってしまったんだよ」と、思わず彼と出会った衝撃を反芻したくなるはずだ。 ここまで深澤の魅力を解き明かしてきたが、ここで1つ告白をしておかなければならない。『わたしの宝物』の深澤と出会う前、実はぼくは先に渡辺翔太の魅力に参ってしまった。 きっかけは、今年7月期に放送されたドラマ『青島くんはいじわる』(テレビ朝日系)。渡辺に一度魅入られたら、もうもどってこられない。以降、世界は渡辺翔太で回っているかのように錯覚する日々を過ごした。街中でALBIONのスキンケア広告がやたら目に入ったり、日常の景色があっという間にしょっぴー(渡辺翔太の愛称)色に染まる。 焼き鳥動画には渡辺も出演している。彼の署名的な口ぐせ「うわっ」を連発しながら、ふっかさん&しょっぴーのコンビネーション抜群の合いの手食レポを披露している。『青島くんはいじわる』の主題歌「君は僕のもの」で、トップバッターの渡辺が歌う「嘘みたいなエピソード」のような彼らとの出会いは「ふいに始まる」のだ。