<センバツ>初戦17奪三振の奥川を擁する星稜が登場 センバツ第6日見どころ
(左が一塁側、都道府県名の下は昨秋の成績とチーム打率。2回戦のチームは1回戦の結果) 【今大会の全ホームラン】1試合2発 山梨のデスパイネ野村も登場 ○…1回戦…○ ▽第1試合(9時) 熊 本 西―智弁和歌山 (熊 本) (和歌山) 九州8強 近畿4強 .343 .383 智弁和歌山が総合力で勝る。前回準優勝に貢献した黒川、東妻らが軸の打線はチーム打率が出場校中2位と強力。投手陣も右腕・池田陽、左腕・池田泰ら枚数がそろう。熊本西は右腕・霜上が緩急でかわし、打線も早めの援護が欠かせない。 ○…2回戦…○ ▽第2試合(11時半) 市和歌山 ―高 松 商 (和歌山) (香 川) 3―2 8―0 呉 春日部共栄 高松商が打力でやや分がある。初戦は15安打で飛倉、大塚の1、2番を中心に振れている。市和歌山は左腕・岩本が被安打2だった呉戦と同様に緩急でしのげるか。打線は初戦で13奪三振の高松商の左腕・香川を小技を絡めて揺さぶりたい。 ▽第3試合(14時) 星 稜―習 志 野 (石 川) (千 葉) 3―0 8―2 履 正 社 日章学園 好右腕・奥川を擁する星稜が優位。奥川は履正社戦で17奪三振と勢いに乗る。習志野は初戦で12安打を放った打線が奥川に力負けせず、低めのスライダーも見極められるかがポイント。リードして救援のエース飯塚につなげば勝機はある。