手取り30万円・40歳の新婚男性「後悔しています」「老後資金を考える余裕はない」強い不安のワケ
専門家が語る「お金が貯まりやすくなる方法」
「投資は……さすがに怖いので、手を出す気はないです。余裕資金がある人の手段だと思っています。まずは働いて、節約して、貯めないと」 支出を把握し、節約することは、資産形成でも最重要と考えられますが、「お金のプロ」は下記のようにも指摘しています。 “「支出を把握する」というと「家計簿をつけなくちゃいけないんじゃないの?」と思うかもしれません。確かに記録は必要ですが、難しく考える必要はありません。 月ごとに口座やクレジットカードから引き落とされる金額は、通帳やインターネットから確認ができます。あとは日々財布から出るような費用がいくらかかっているのか、大まかにでも把握できればよいのです。 初めから細かく食費、日用品、生活費…などと、費目に分類するのが面倒ですよね。まずはお金を使ったときに、「消費・浪費・投資」といった3つの「使い方の基準」を記録をする簡単な方法で十分です。 この場合、「消費」は生きるために必要な支出を指します。適正な食費、水道光熱費、家賃など、生活に必ず必要な支出のことです。「浪費」は明らかな浪費、いわゆる無駄使いです。そして「投資」は自己投資と金融投資(将来への投資)の2つを含みます。 それぞれの使途の理想的な割合は、「消費:浪費:投資=70:5:25」(世帯年収800万以下の場合)です。この数字に近づくと、お金が貯まりやすくなると考えられます。”(関連記事『 「貯金したい気持ちはある」ズボラ会社員がお金を貯めたワザ 』横山光昭氏)
「老後資金…考えたいですが、そんな余裕はないかな」
島田さん、最後に切なる思いを吐露しました。 「老後資金……考えたいですが、今のところそんな余裕はないかな。もちろん備えたいですが、まずは娘の教育資金です。大学卒業以来、夫婦2人とも真面目に働いてきたし、年金保険料も問題なく払ってきました。なので頼むから、老後の生活は国に保障してもらいたいです」 「年金に期待はできないといっても、なくなることはないでしょう。……そう信じていますが、不安は尽きないですね」
THE GOLD ONLINE編集部