冨安健洋はアーセナルでどんな感じ? 岩渕真奈が貴重な証言。金メダリスト堀米雄斗はプレミア勢から「刺激しか受けない」
5人――何の数字?
イングランドのプレミアリーグを放映するU-NEXTが8月15日、「U-NEXT presents プレミアリーグ Kickoff Party」を都内で開催。元日本代表の李忠成氏と岩渕真奈氏に加え、スケートボーダーとして五輪を連覇した堀米雄斗がサッカー好きのゲストとして参加した。 【画像】世界最高峰!唯一無二!李忠成&岩渕真奈がプレミアの魅力を語り尽くす!金メダリスト堀米雄斗も全力参戦 3人はまず、プレミアに関する様々なクイズに挑戦。「5人――何の数字でしょうか?」という問いが出された際は、岩渕氏が「プレミアリーグに所属している日本人選手の数」と正解を出した。 具体的には冨安健洋(アーセナル)、三笘薫(ブライトン)、遠藤航(リバプール)、鎌田大地(クリスタル・パレス)、菅原由勢(サウサンプトン)の5人だ。 李氏は「各選手立ち位置が違いますよね」と分析する。 「冨安、三笘はもう長年プレミアでプレーしていて、航は2年目、リバプールで2年目ですからね。鎌田、菅原は1年目というところで、各々の選手が各々の気持ちを持って臨むシーズンなんじゃないかなと思いますね」 岩渕氏も史上最多の日本人選手が参戦する、新シーズンに興奮を隠せない様子だ。 「プレミアは世界最高峰のリーグだと思うので、そこに日本人選手が5人もいるのかって。今クイズを出されて少し衝撃だったんですけど、李さんも言っていたように、各選手色があって、チームの色があるなかですごく楽しみですね」
「少し怪我が多いのがちょっと残念かな」
長年なでしこジャパンのエースを担った岩渕氏はかつて、アーセナルの女子チームに所属しており、冨安とは誕生日を共に祝っていた間柄だ。直の後輩であり、盟友のプレーに関しては、こう語った。 「少し怪我が多いのがちょっと残念かなとは思うんですけど、出場した時にはやっぱり『あ、そこにいるんだ』ってプレーを何回も見せてくれます。練習場が一緒で、間近で見てきたなかで、アルテタ監督が本当にたくさんの選手にコミュニケーションを取っているんですけど、色んな記事を見てても、冨安選手への信頼はすごく私も感じていたので、アーセナルっていう強豪クラブで長年しっかり信頼されてプレーできるのは、素晴らしいことだなと思います」 さらに、「アーセナルはスター揃いです。冨安選手の絡みって、練習の現場でどんな感じですか?」と問われると、「私も全部見れえているわけじゃないんですけど」と前置きしたうえで、イメージ通りのストイックな姿を明かした。 「練習前のプレアクティベーションっていう、ちょっとした運動の時に、色んな選手と絡んではいるものの、自分自身に集中している場面をよく見ていたので、本当に自分と向き合って素晴らしいプレーを見せてくれているなと感じます」 世界最高峰のリーグでしのぎを削る日本人選手たち――。自身もアメリカに身を置き、海外で活動する堀米は強い刺激を受けているようだ。 「歴史あるプレミアリーグで、こうやって世界で日本人選手たちが活躍しているのは本当にすごいと思います。自分も世界で活動しているうえですごいモチベーションになっているので、一緒に頑張りたいです。刺激しか受けないので、これから一緒に高め合えたらいいなと思います」 メダルラッシュに沸いたパリ五輪後も、サムライが世界で圧倒的なパフォーマンスを見せてくれるはずだ。大いに期待したい。 取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)