【高校サッカー】国立で開会式 大分鶴崎の志賀杏陸主将が選手宣誓 全力でプレー誓う
第103回全国高校サッカー選手権の開会式が28日、国立競技場で行われた。 出場する全48校が入場した後、日本サッカー協会の宮本恒靖会長(47)があいさつ。「初めてこの舞台に立つ選手、前回の悔しさを喜びに変えたい選手、3年間の集大成を出していきたい選手、いろいろいるかと思います。今持っている力を存分に発揮して、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれることを期待しています」と選手たちにエールを送った。 選手宣誓を務めた大分鶴崎の志賀杏陸主将(3年)は「今日ここに立ちたかった仲間、地区大会で涙を流した仲間がたくさんいます。私たちはその仲間たちの思いを受け、郷土の代表として今国立競技場に立っています。その代表としての誇りと責任感を持って、この大会に臨みます。今までやってきたことを信じ(試合)終了の笛が鳴るまで全力でプレーすることをここに誓います」と宣言した。 同校は31日の初戦で、帝京大可児(岐阜)と都内の味の素フィールド西が丘で対戦する。志賀主将は、選手宣誓後の取材に「宣誓では緊張することなく、その場の雰囲気を楽しめた。チームは県大会から継続して、全員で勝利を目指すいい雰囲気がつくれている。自分たちは初戦突破を目標にしているので、そこに照準を合わせてチーム一丸となって頑張りたい」と意気込んだ。
東スポWEB