名将マッドンが舌を巻いた水原一平通訳の“才覚” 大谷翔平を支える姿に送った「イッペイはずば抜けていた」の賛辞
偉業の数々をやってのけた大谷翔平を傍らで支える男が、名将によってクローズアップされた。 【動画】思わず「ウソでしょ?」と仰天 同僚妻への大谷翔平のポルシェプレゼントシーン 現地時間1月10日、元エンゼルスの指揮官で、MLB通算2599勝を誇るジョー・マッドン氏は、MLBの公式メディア『MLB Network』の番組にゲスト出演。球界で異彩を放ち続ける大谷翔平(ドジャース)に対する持論を語るとともに、29歳の日本人をあらゆる面でサポートする通訳の水原一平氏にも賞賛の言葉を寄せた。 2018年のメジャー移籍時から通訳として、大谷の成長を支えてきた。日々の行動はさりげないが、二刀流スターにとっては必要不可欠。まさに黒子のような水原氏の存在には、球界の酸いも甘いも知る百戦錬磨の名将も舌を巻く。 番組内で「ショウヘイに限って言えば、英語は流暢ではなく、あなたの経歴もほとんど知らなかったと言われます。エンゼルス就任当初はどうコミュニケーションを図っていたのでしょうか?」と問われ、マッドンは開口一番に「Ippei is “Outstanding”(イッペイがずば抜けていたんだ)」と切り返した。 「イッペイと私とショウヘイはほぼ毎日一緒にいて、試合後に直接話し合うか、メッセンジャーで、次の試合でどうしたいかを確認しあっていたよ。通訳としての彼の功績があまり認められることはないが、イッペイは本当に素晴らしい仕事をしてくれていた」 いかなる時も大谷と苦楽をともにし、その一挙手一投足を支えてきた水原氏。現球界で「唯一無二」と言われる歴史的な活躍は、名将も手放しで称える名わき役の才覚なしではありえなかったと言えよう。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]