<咲き誇れ!センバツ広陵>初戦へ高まる士気 甲子園練習 感触確かめる /広島
18日開幕の第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する広陵は14日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で練習に臨んだ。春の日差しが差し込む中、選手たちは互いに「ナイスボール」などと声を掛け合いながら汗を流した。【小坂春乃】 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 甲子園練習は新型コロナウイルスの影響で、5年ぶりに実施された。3年連続のセンバツ出場となる広陵の選手たちも初めての経験となった。開始を告げるサイレンに合わせ「行くぞ」「よし!」とグラウンドに走り出すと、内野の守備練習でボールに勢いよく飛びついたり、シートバッティングで鋭い当たりを見せたりと聖地の感触を確かめた。 中井哲之監督は「みんな気持ちよさそうに、笑顔でやってくれてワクワクした」と満足げに語った。高尾響投手(2年)は「力まずに自分の思うようなボールがしっかり投げられた。試合前に甲子園に立てたことで緊張も和らぐと思う」と自信を深めていた。広陵は大会第4日の21日第2試合(午前11時半開始予定)、初戦で高知と対戦する。