「戦艦大和」をライトアップ BGMで幻想空間演出 呉市の大和ミュージアム
広島県呉市宝町の大和ミュージアムが戦艦大和の「10分の1模型」のライトアップを実施している。広島交響楽団員による演奏会も企画。2025年2月中旬からリニューアル工事で休館するのを前に、集客に力を入れる。 【写真】「戦艦大和」をライトアップ BGMで幻想空間演出 呉市の大和ミュージアム ライトアップは午後4時半~9時で、1月5日まで。発光ダイオード(LED)電球を使い、7色に変化する。冬の恒例行事で、今年は初めてBGMを用意。ドビュッシーの「月の光」が幻想的な空間を演出する。午後6時の閉館後は港側の館外からガラス越しに楽しめる。 12月21、22日の午後6時~6時45分は「10分の1模型」の前で広響のバイオリンやチェロの奏者が登場。久石譲作曲の「海の見える街」などを奏でる。12月7日、1月4、18日、2月1、15日は音楽大生たちによる演奏会(午前11時と午後1時から各回30分)もある。火曜休館。12月29日~1月3日は開館。 入船山記念館(幸町)も12月22日までの午後4時半~8時にライトアップする。期間中の土日曜は国重要文化財の旧呉鎮守府司令長官官舎を無料開放し、ナイトツアーも実施する。
中国新聞社