渋谷71%、銀座88%の減少 ステイホーム週間の「成果」―東京都
東京都の小池百合子知事は6日夜、新型コロナウイルスの感染状況などについて自身が出演して発信するインターネット上の動画で、4月25日から呼び掛けていた「ステイホーム週間」が5月6日で終了することに伴い、「企業、都民の皆様方にご協力をお願いしてきた。成果が表れている」と述べた。
小池知事はデータを提示しながら滞在人口が各地でどれだけ減ったかを説明。渋谷駅周辺の滞在人口が平日で71%、休日で81%減少、銀座周辺では平日で88%、休日で84%減少した。そのほかにも、葛西臨海公園で60%減、奥多摩などの観光地で73%減少したという。小池知事は「データを見ると協力の成果が表れている」と述べた。 一方で、政府が緊急事態宣言を延長したことに触れ「ウイルスとの闘いは長丁場となる。(5月)6日までだって大変だったのに31日まで延ばしてくれるのどういうことだってことだけど、もうあと一息だということでお願いしたい。31日までに新型コロナウイルス感染症に打ち勝っていきたい」と訴えた。