【NFL】セインツ戦でパンサーズを勝利に導き、「素晴らしい一歩」を踏み出したQBヤング
ガード(G)ロバート・ハントは「ブライスのことを本当にうれしく思っている。決勝ドライブに臨む前に“なあ、お前はずっと勝者だったじゃないか。だから、勝とうぜ、やろうぜ”って言ったんだ。そしたら彼は“ああ、君の支えがあるしね”と言った。俺たちは彼を支えて、彼はやってのけた。あの子のことを思うと本当にうれしい」と話している。
「このリーグで勝つのは難しいんだ。分かるだろ? ああいう試合だと、セイントよりもパンサーでいる方がいい。接戦になると、うまくいかないときの感じが分かる。それがこのリーグなんだけどな。つまり、決めるべきプレーをしっかり決めなきゃいけない。でも、俺は本当にみんなのことを誇りに思っている。ブライスは戦い続けて、フィールドのあちこちに素晴らしいパスを通していた。今日はこのチームを誇りに思っている」
ヤングとワイドレシーバーたちの連携は、ヤングが新人だったときよりも良くなっている。ヤングはほとんどの場面で致命的なミスを避けており、日曜日のオフェンスは一定のレベルで機能していた。ヤングはパス26回中16回を成功させて171ヤード、タッチダウン1回、インターセプト1回を記録。確かにそれはシーズン序盤の不調をすべて帳消しにするようなパフォーマンスではない。しかし、すでに厳しい状況にあるシーズンの中で、何らかのポジティブな要素を見つける必要がある2勝7敗のチームにとっては、小さな一歩だと言えよう。
ヘッドコーチ(HC)デイブ・カナルスはヤングを今後の先発に指名することを避けており、そのパフォーマンスを“堅実”と表現した。
「しかし、彼は何度か重要な場面で大きな活躍をしてくれた」と述べたカナルスHCはこう続けている。
「そして、私たちに何度か機会をもたらしてくれた。だから、繰り返しになるが、私たちが求めていることをすべて受け入れ、私たちを適切なタイミングで適切な場所に導きながら彼が踏み出した一歩を誇りに思っている」