スカパラ、ポルノ、イエモンも『フジロック』『ロッキン』など各地のフェスに出演

　また、日本を代表するスカバンド・東京スカパラダイスオーケストラも、今年は精力的にフェスへの出演を果たす。先日出演した『FUJI ROCK FESTIVAL '24』を皮切りに、北海道・石狩の『RISING SUN ROCK FESTIVAL 2024 in EZO』や香川県の『MONSTER baSH 2024』、山梨県の『SWEET LOVE SHOWER 2024』、さらに『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA』と全国津々浦々、様々な夏フェスに出演予定。 　スカパラといえば、他アーティストとのコラボレーションも魅力だ。先日の『FUJI ROCK FESTIVAL』でも10-FEET・TAKUMAやBRAHMAN・TOSHI-LOWといった面々をステージに招き、熱いパフォーマンスを披露した。各地のフェスでも同様の熱いコラボレーションに期待してしまう。特に『RISING SUN ROCK FESTIVAL』にはこれまでコラボを果たしてきたクリープハイプやSaucy Dog、04 Limited Sazabysといった面々がスカパラと同日に出演するということで、否応なく期待が高まるというものだろう。さらに、豪華ゲストアーティストの出演も予定されている11月の『35th Anniversary Live スカパラ甲子園 supported by ネイチャーラボ』では、各地のフェス出演を経たスカパラの集大成のようなパフォーマンスを楽しむことが出来るはずだ。 　8月10日に千葉県・蘇我スポーツ公園で開催される『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024』には、ポルノグラフィティが出演。2017年に『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』への初出演を果たしたポルノの同フェスへの出演は、今年で4度目。すっかり『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』の常連となった彼らは、今夏は自身の地元である広島、そして横浜で約6年ぶりとなる野外ライブ『因島・横浜ロマンスポルノ'24 ～解放区～』を開催予定。8月の『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』は野外ワンマンの前哨戦とも言えるような熱いライブになるだろう。 　1997年開催の『FUJI ROCK FESTIVAL』初回から夏フェスのステージに立ち続けているTHE YELLOW MONKEY。昨年は吉井和哉の早期の喉頭ガンを公表したものの、今年4月には東京ドーム公演『THE YELLOW MONKEY SUPER BIG EGG 2024 "SHINE ON"』を開催。圧巻のパフォーマンスで約3年半ぶりのライブを大成功に収めると、5月には10枚目のアルバム『Sparkle X』をリリース。これだけでも十分精力的な活動ぶりだが、今夏は7月に北海道・岩見沢の『JOIN ALIVE 2024』、8月に『SWEET LOVE SHOWER 2024』、そして9月の『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA』と毎月夏フェスへ出演していく。ベテランバンドでありながらその勢いは増すばかりのTHE YELLOW MONKEY、その姿を各地のフェスで体感してほしい。 　普段からドーム公演やアリーナツアーを開催するキャリアアーティストたちが夏フェスに出演するのは、フェスというステージでしかなし得ないグルーヴやオーディエンスとのやり取り、発見があるからこそだ。ベテランバンドによる貫禄のパフォーマンスはもちろん、その日その場所でしか生まれない空気を感じてほしい。 ※1：https://southernallstars.jp/feature/special-sas2024