【ナゼ?】突然の「大阪都構想3度目チャレンジ」に維新内部で波紋 深まる「東京」VS「大阪」の対立 維新支持率低下への“焦り”
■馬場代表・国会議員団と吉村氏・大阪維新の間の「ミゾ」
さらに、国会を取り仕切る馬場代表と大阪の“顔”でもある吉村氏との間で「溝」が生まれていると囁かれています。 現在、国会で紛糾している政治資金規正法の改正案で、馬場代表は政策活動費の領収書について「黒塗り」を容認したのに対し、吉村氏は「おかしい」と不快感をあらわにしました。 さらに、次期衆院選後の自民との連立について、馬場代表は可能性は否定していませんが、吉村氏は「維新の存在意義がなくなる」と強く反発しています。 東京の国会議員団と地元・大阪との間で溝が深まる中、ある大阪府議からは「衆院選前には馬場さんには代表を辞めてもらいたい」という声まで上がっています。
■万博閉幕後からの“空白の1年半”「都構想」に頼らざるを得ない現実
ただ、吉村氏は馬場代表が「都構想」発言をした翌10日、「まずは万博に注力する」と話す一方で、「その後は何が起こるかわかりません」と、含みをもたす発言をしました。 ポイントになるのは“空白の1年半”です。万博が2025年10月に閉幕してから、大阪府知事の任期が終了する2027年4月までの間、『万博に代わる目玉が欲しい』という声があがる可能性もあります。 「都構想」はもともと維新の『一丁目一番地』ともいえる政策。現在は万博の成功に向かって突き進んではいるものの、万博が終われば結局“都構想”に頼らざるを得ないという厳しい維新の現状を表しています。 今後、維新が存在価値を示すには「都構想」「万博」以外のもので見出せるかにかかっています。
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