防災食として重宝される缶詰パンの新デザインお披露目 障害者施設の利用者がデザイン
防災への関心が日々高まる中、賞味期限が5年ある缶詰パンの新デザインがお披露目されました。 ●片山真人アナウンサー: 「保存食としても人気が高い缶詰パン、今回パッケージデザインを手掛けたのは県内の障害のある方々なんです」 静岡県牧之原市の青空製パンが製造する缶詰パンを彩る様々なデザイン、中には動物がパンをほおばるかわいい缶詰もあります。 これらの作品は静岡県内の障害者施設の利用者が書いたもので、応募作品110点の中から選ばれた4点が、今回初めて缶詰のデザインに採用されました。 缶詰は今後各事業所で利用者がパッケージの巻き付けなどを行い販売されます。 ●青空製パン 森さん: 「口に入るものってハードルが高いので、なかなか1から10までできない。民間の企業ができる範囲と障害者ができる範囲をタッグを組むような形をきちっと作る必要性があると思います」 缶詰パンは1個税込486円。防災の日の来月1日から、県内45の事業所や県社会就労センターで 購入することができます。