花火6千発、満月も彩る 和歌山県新宮市で花火大会
和歌山県新宮市で20日、熊野徐福万燈祭・第62回新宮花火大会があった。当初は13日の予定だったが、気象庁が南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を発表したことを受け、延期。満月が昇った夜空に約6千発の花火が輝き、熊野川の水面も鮮やかに彩った。 【新宮花火大会の動画はこちら】 花火大会は熊野徐福万燈祭運営委員会(運営委員長=田岡実千年市長)の主催。熊野速玉大社近くの熊野川河川敷を会場に開いており、今年は世界遺産登録20周年を記念した。 この日は花火大会の時間に合わせるように大きな丸い月が東の空に昇った。 初精霊供養や流し灯籠などに続いて花火が打ち上げられ、スターマインや同時早打ち、ナイアガラ、水上スターマインなど多彩な趣向で訪れた人を魅了していた。
紀伊民報