上空およそ5500メートルにマイナス36度以下の強い寒気 大気の状態が非常に不安定で強風・高波・浸水に注意を
北陸地方の上空には、この時期としては強い寒気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっていて、石川県内は20日昼過ぎにかけて強風に注意・警戒が必要です。 【写真を見る】上空およそ5500メートルにマイナス36度以下の強い寒気 大気の状態が非常に不安定で強風・高波・浸水に注意を 金沢駅前では美しいピンクが映える早咲きのサクラ「河津桜」が咲き始めています。 北陸地方の上空およそ5500メートルには、マイナス36度以下のこの時期としては強い寒気が流れ込み、20日夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定となる見込みです。 陸上では昼過ぎにかけて強風に注意・警戒を、また夜遅くにかけて落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意してください。20日に予想される最大風速は、加賀・能登の陸上で18メートル、加賀・能登の海上では25メートルで能登半島地震で被害を受けた能登の海岸施設の周辺では高波による浸水にも注意が必要です。 また、日本海の低気圧が通過した後は、次第に西高東低の冬型の気圧配置となる見込みで、このあと雪にかわり22日までは気温の低い状態が続きそうです。
北陸放送