身長174㎝・スタイル抜群のビキニボディを披露し日本大会グランプリ 「徹底的な準備」で競技挑戦1年目にして頂点に立つ
目線の送り方まで徹底的に研究
「ステージ上での目線一つとっても、目線を外すタイミングや伏し目にするタイミング、目力を入れて圧を送るタイミングなどを徹底的に研究しました。ステージに複数人で立っていても『なぜかあの人に目がいってしまう』ような振る舞いを目指しました」 井上さんの勝つための研究は、普通「そこまでするか?」と感じるほどの徹底ぶり。 「目線はヴィクトリアズ・シークレットなどのファッションショーの動画を参考にしたり、他の選手の方々のInstagramを拝見させていただいて、他の方々と被らないように確認し、また『この魅せ方は魅力的』『これは良くない』等の判断の参考にもさせていただきました。また、表情やメイクを見てもらうためだけに個人レッスンを予約して、多くの先生方からの意見を取り入れていきました。『他の人からどう見えるか』という点を、ウエイトトレーニングよりも意識していたと思います」 「メイクも同様に、アイシャドウをいくつも試して、ステージの強いライトで色が飛んでしまわない、かつ大人な印象を出せるものをたくさんの中から選んだりしていました。試行錯誤の結果、日本大会1週間前に『これだ!』というメイクがやっと見つかりました」
ポジティブに過ごせるコツは“断捨離”
徹底的な準備によって日本一を獲得した井上さん。普段は「私、めちゃくちゃポジティブなんです」と語るほど自分のことが好きだという。 「周りの家族や友達にめちゃくちゃ恵まれていて、自己肯定感も常に高くいられるんです。何かをしようとしたときに否定的な意見だけを言う人は周りにいなくて、周りのみんなは背中を押してくれ、肯定してくれています。その環境が大きいかもですね」 「周りに恵まれた」と思えることもまた井上さんの自己肯定感の高さを示している。最後に、自己肯定感を高く保つためにオススメだという“断捨離”について教えてもらった。 「家の中の荷物もそうだし、人間関係も同じ。家はモノが少なく常にシンプルにしています。また、話をしていて違和感を感じる人とは会わないようにしていますし、会うと前向きになる人とだけ一緒にいるようにしているんです。そうすることで常に前向きに、ポジティブに過ごせるようになりますよ!」
取材:FITNESS LOVE編集部