身長174㎝・スタイル抜群のビキニボディを披露し日本大会グランプリ 「徹底的な準備」で競技挑戦1年目にして頂点に立つ
「徹底的な準備」。この言葉を体現し、昨年開催されたベストボディ・ジャパンが主催するモデルジャパン日本大会で見事日本一に輝いた井上恵理子(いのうえ・えりこ)さん。「出場するカテゴリーに求められているもの」や「自分に合うもの」を徹底的に分析して実行した井上さんは、その努力が実り競技挑戦1年目にして日本一を獲得した。 【写真】井上恵理子さんの身長174㎝・スタイル抜群ビキニボディ
『何を求められているか』を強く意識
「初めてのコンテストだった宇都宮大会では、ベストボディ部門、モデル部門のダブルエントリーでグランプリ、準グランプリのダブル入賞をさせていただき、その結果で余裕をぶっこいてしまって(笑)、次の東京大会で6位という結果に終わってしまいました。そのときは悔しくて控室で号泣していましたが、東京大会のときの熱量だったら当然の結果だったと、日本大会前には納得してました」 「東京大会後のフィードバックで、『あくまでもベストボディ・ジャパンは比較審査で、今回は井上さんのような『モデル!』って感じの方がいなかっただけです。だから井上さんがグランプリ候補になれば、流れが変わるよ!』と言っていただき、本来東京大会後は日本大会しか見据えていなかったのですが、この結果のまま日本大会に挑みたくなくて、那覇大会、首都圏大会と自分を細かく見直し、日本大会にいい流れをつけたくて挑みました」 「日本大会前の首都圏大会では準グランプリだったのですが、フィードバックを聞きにいった際、メイクと『笑いすぎ』をご指摘いただいたんです。それらは日本大会までの短い期間でも十分直しの効くことだったので、『私は期待されているがゆえの準グランプリなんだ!』とポジティブに捉え、日本大会まで細かく改善することができました」 先生方や知り合いの選手の方からの助言で、注力すべき点がはっきりした。 「私はレディースクラスなので、より大人な雰囲気をまとう必要があると感じました。これまでは目がなくなるほどステージで笑顔だったので(笑)、そのことに気づいてからは表情やメイクを『いかに大人らしく見せるか』に注力しました」 「また、知り合いの選手の方からも『井上さんが求められている像をもっと意識した方がいいよ』との言葉も頂きました。確かに、私が求められている像は『綺麗で、強い女性』のようなイメージだなと気づけたんです」