マンチェスター・U、指揮官テン・ハーグ留任へ…プレミアワースト順位も監督交代には踏み切らず
マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハーグ監督が新シーズンもチームを指揮することになりそうだ。『The Athletic』が報じている。 テン・ハーグの評価は?2023-24シーズンプレミアリーグ監督ランキング 2022年夏にアヤックスから引き抜かれてマンチェスター・Uの指揮官に就任したテン・ハーグ監督。1年目にはクラブにとって6年ぶりのタイトルとなるカラバオカップ制覇を成し遂げ、今シーズンはプレミアリーグ王者で宿敵のマンチェスター・シティを2-1で撃破してFAカップ制覇にチームを導いた。 しかし、プレミアリーグではクラブワースト順位となる8位フィニッシュで終わり、2シーズンぶりに出場したチャンピオンズリーグではガラタサライやコペンハーゲンに後塵を拝してまさかのグループステージ最下位で終わった。これを受け、テン・ハーグ監督には厳しい目が向けられており、今夏の進退には大きな注目が集まっている。 しかし、マンチェスター・Uは新シーズンもテン・ハーグ監督にチームを託す決断を下した模様。『The Athletic』によると、クラブは今シーズンの総括を行い、11日に同指揮官とも話し合いの場を持った後に、指揮官交代に踏み切らないことを決めたようだ。 さらに、マンチェスター・Uはテン・ハーグ監督の来夏に満了を迎える現行契約に付帯する1年間の延長オプションの行使に向けた交渉に入る準備を行っているとも伝えられている。 なお、テン・ハーグ監督の後任候補には、バイエルン・ミュンヘンから退任したトーマス・トゥヘル監督や元ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督、元チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督、ブレントフォードのトーマス・フランク監督、イプスウィッチ・タウンのキーラン・マッケナ監督の名前が浮上。しかし、共同オーナーのジム・ラトクリフ氏と『INEOS』グループのディレクターであるデイヴ・ブレイルズフォード氏がオランダ人指揮官とともに新シーズンを迎えることを選択したようだ。