2月12日のスーパーボウルでは、49ersとチーフスが激突する。両チームに所属経験のあるOBが49ersが勝つための方法を考察した。

フレッド・ワーナー

今年のスーパーボウルは、2020年の激戦の再燃となる。サンフランシスコ・49ersが、カンザスシティ・チーフスを相手に雪辱を期す。 パトリック・マホームズが指揮を執るチーフスはマイアミで開催されたスーパーボウル54で31対20と逆転勝利を収めたが、それ以降多くの選手が入れ替わったため、今回の対決はまったく異なる顔ぶれで試合を行うことになる。 両チームのことをよく知る元選手、アレックス・スミスは49ersから全体1位でドラフト指名を受け、その後8年間を過ごした。2013年にはチーフスにトレードされ、2017年のマホームズのルーキーシーズンをサポートした後、ワシントンでキャリアを締めくくった。 スミスはESPNのアダム・シェフターとの対話で49ersが勝利するための手を考えた。49ersの抱えるディフェンス面の不安を指摘し、49ersが勝つための方策としては、チーフスとの得点争いに持ち込むしかないと危惧を表した。 「49ersのディフェンスは多くのことをやっていない」とスミス。「大きなインパクトを与えるほどのものを提示していない。彼らは強力なチーフスの攻撃陣とどう戦うのか。ナイナーズが勝とうとするなら、点の取り合いに持ち込むしかない。一方でチーフスのディフェンスは試合ごとに力を増している」