黄金色に輝くイチョウ並木 バス道彩る130本 明石舞子団地
兵庫県明石市と神戸市にまたがる明石舞子団地(明舞団地)内を通るバス道沿いで、イチョウ並木が美しく色づいている。秋の日差しを受け、黄金色に輝く葉がひらりと舞う。 【写真】イチョウとモミジ、絶妙のハーモニー 三田・花山院菩提寺 JR朝霧駅から県道を北へ。ゆるやかなカーブの坂道1キロ近くにわたって、約130本が並ぶ。毎年冷え込みが本格化するこの時期、イチョウの葉は緑から黄色へとゆっくり色を変え、秋の深まりを感じさせる。 管理する神戸市垂水建設事務所の担当者は「道幅が広く、落ち葉の清掃など住民の方の協力のおかげで、毎年景観を良好に維持できている」と話す。中には60年前、団地のまち開きの際に植えられた木もあるという。 今年は例年より暑さが長引き、市内では今月最高気温が20度以上の日や、最低気温が平年より高い日も多かった。色づきのピークもやや遅れ、もう少し秋の美しい景観が楽しめそうだ。(赤松沙和)