【JTカップ】昨季賞金王・中島啓太が8バーディーで初日首位発進 賞金王かかる6選手は岩田・木下が横一線
◇第61回ゴルフ日本シリーズJTカップ2024 初日(28日、東京よみうりカントリークラブ) 【画像】賞金王争いの行方は 賞金ランキング一覧 国内男子ゴルフのシーズン最終戦で、選ばれし30人のみが出場できるJTカップ。4日間大会の初日は、昨シーズンの賞金王・中島啓太選手が首位に立っています。 中島選手は2番パー3で初バーディーを奪うと、前半は5バーディー・ノーボギーと絶好調。後半に3つボギーをたたきスコアを落としますが、15番からは一転3連続バーディーで盛り返し。 最終18番パー3ではティーショットがグリーンから外れるも、2打目ではもう少しでカップインというアプローチショットを見せて見事パーセーブ。8バーディー3ボギーの「-5」で単独首位発進を切りました。 大事な初日のラウンドを終え、「スコアだけ見ればかなり良かった」と語った中島選手。 昨シーズン賞金王も、今シーズンはヨーロッパツアーを主戦場に戦い、国内ツアーは今大会が3戦目。「初日ですけどたくさんの方が会場に来てくれた。もっといいスコアを出して、週末、会場を盛り上げていけるように。そのなかの1人として頑張りたい」と残り3日間へ向けて決意を語りました。 そして今大会をもって決定する賞金王争い。今シーズンは現在1位の平田憲聖選手のほか、金谷拓実選手、今平周吾選手、岩田寛選手、木下稜介選手、石川遼選手と、6人に可能性が残されている“異例”の大混戦となっています。 初日を終え岩田選手、木下選手の2人が「0」の12位タイで並んでいます。金谷選手が「+1」の17位タイ、同ランク1位の平田選手は「+2」の19位タイ、今平選手と石川選手は「+3」の24位タイにつけていて、2日目以降で巻き返しを図ります。 【初日 順位表】 1位 中島 啓太 -5 2位タイ 鍋谷 太一、片岡 尚之 、幡地 隆寛 -4 5位 S・ノリス -3 ――――――――――――――――――――― 12位タイ 岩田 寛、木下 稜介 0 ※ほか3人 17位タイ 金谷 拓実 +1 ※ほか1人 19位タイ 平田 憲聖 +2 ※ほか4人 24位タイ 今平 周吾、石川 遼 +3 ※ほか4人