渡邉美穂&冨田菜々風、“アイドル”という存在は「本当になくてはならないもの」「人生を大きく変えてくれた」
■美穂ちゃんの自然なアドバイスに救われました
――台本を読んだ際の感想はいかがでしたか? 渡邉:ひとつひとつのセリフが胸に刺さりました。言葉の持つ力を改めて感じたんです。私が演じるルリカちゃんは、アイドルになりたいという夢に向かってまっすぐな子なんです。その姿がすごく素敵だと思ったので、彼女の素直さやまっすぐなセリフを大事に演じようと思いながら脚本を読んでいました。 冨田:初めて脚本を読ませていただいたとき、すごく眩しい物語だなと感じました。夢に向かってみんなで色々なことをひとつずつ乗り越えていく姿に、心を動かされたんです。このきらめきをどう表現しようかと思いながら、脚本を読み進めていました。この作品は大切なことをたくさん思い出させてくれる、教えてくれる物語だと思います。読んでいて、泣きました。 渡邉:分かる。泣くよね。 ――共演してみて感じたお互いの印象についてはどうでしょうか? 渡邉:初めて会ったのがダンスの振り入れ日だったんですよ。そのときやった楽曲の振り付けは難しく、進むペースも早かったので私はパニックになっていました。同じように菜々風ちゃんも大変そうな感じではありましたが、ずっと楽しそうだったんですよね。初対面でしたが、「この子はずっと明るい子なんだろうな」と思いましたし、大変なことも笑顔でやってのけちゃうタイプだとも感じました。すごく心強かったです。 冨田:私も同じこと思いました! 美穂ちゃんがいたら心強いなって。 渡邉:そうだったんだ! 冨田:美穂ちゃんは、初めて連続ドラマに出演させていただく私に色々とアドバイスをしてくれたんです。それも、ナチュラルに「こうしたらいいよ」と声をかけてくれる感じで、その自然なアドバイスにすごく救われました。私は不安になりやすいタイプなのですが、美穂ちゃんと一緒にいたらその不安な気持ちがなくなるんです。アンズとルリカが運命的に出会ったように、私と美穂ちゃんも運命的なものがあるのかもしれないなと思いました。