オーディオテクニカ、ノイキャン搭載の重低音完全ワイヤレス「ATH-CKS30TW+」。使い勝手もアップ
オーディオテクニカは、「SOLID BASS」シリーズの完全ワイヤレスイヤホン「ATH-CKS30TW+」を、6月28日(金)より発売する。価格はオープンだが、税込13,970円前後での実売が予想される。 2022年発売モデル「ATH-CKS30TW」に、フィードフォワード式のアクティブノイズキャンセリング機能や、さまざまなアプリ連携機能を追加し、さらなる使い勝手を追求したモデル。カラーバリエーションはマットブラック/ライトベージュ/エバーグリーン/スケルトンの4色を用意する。 ベースモデルを踏襲したコンパクトボディに、独自設計の9mm径ダイナミックドライバーと、空気の流れをコントロールする音響スペースとダクトを配置。シリーズが標榜する “圧倒的な重低音” と共に、バランスの取れた中高域再生で音楽や動画を再生するとアピールする。 また、本モデル専用のイコライザー「BASS Boost - Deep」をプリセット。設定することで「小さなイヤホンからは想像できない超低域表現を体感」できるとしている。 アクティブノイズキャンセリング機能に加え、外の音を取り込みBGM感覚で音楽を聴けるヒアスルーモード、イヤホンを着けたまま会話やアナウンスを聴けるトークスルー機能を搭載する。 使い勝手の面では、MEMSマイクによる通話機能や、スマートフォンとのBluetooth接続が弱くなるとスマホに通知を飛ばし、イヤホン紛失を防止する「置き忘れアラート」を搭載。水洗いも可能なIP55等級の防水防塵(イヤホンのみ)にも対応する。 専用アプリ「Connect」との連携機能として、上位モデル搭載の「サウンドスケープ機能」を新たに用意。同社マイクで収録した自然の環境音をはじめとしたヒーリングサウンドで、集中力の向上や、休息をサポートするとしている。そのほか、イヤホンのありかを地図で表示する「製品を探す」機能や、操作系をカスタムできるキーアサイン機能などを備える。 連続再生時間はイヤホン単体で約7.5時間、充電ケース併用で約20時間(ともにノイズキャンセリングオフ時)。Bluetoothバージョンは5.1、コーデックはSBC/AACをサポート。2台の機器に同時接続できるマルチポイントや、低遅延モードも備える。 再生周波数帯域5Hz - 20kHz、インピーダンスは20Ω、出力音圧レベルは110dB/mW。質量はイヤホンが約4.6g、ケースが約30gとなる。付属品としてイヤーピースはXS/S/M/Lの4サイズと、USB Type-A to Type-Cの充電ケーブルを同梱する。
編集部:松永達矢