いばらきメシ再結集 つくばと牛久 2月にグルメフェス 茨城
茨城県水戸市で2024年10月に開かれたご当地グルメの祭典「シン・いばらきメシ総選挙2024」の出品メニューが、再び集結する。茨城グルメを県内外に広くPRするため、県は2月、同県つくばと牛久の両市でグルメフェスを開き、同祭典で頂点を競った県内全44市町村による一般料理、スイーツを再び提供する。 フェスは2月2日午前10時~午後3時につくば市吾妻の「つくばセンター広場」で、同22日午前10時~午後3時半に牛久市中央の「牛久シャトー」で、それぞれ開催する。県地域振興課によると、全ての市町村がいずれかの会場でメニューを提供できるよう調整しているという。 同祭典で県が来場者に実施したアンケート調査では、「市町村が推す食材を知ることができた」「多種多様なメニューが食べられてよかった」など、92%が「満足」と回答。一方、一部メニューが早期完売し「食べられなかった」との声や「水戸市以外での開催」を望む意見もあり、県は対応を検討していた。 大井川和彦知事は24年12月19日の定例記者会見で、「非常に好評だった祭典のグルメを再び結集させ、県内外に集中的にプロモーションしたい。『シン・いばらきメシ』を茨城の名物という形で定着させていく」と話した。 シン・いばらきメシ総選挙では、44市町村が新たな一般料理41品目とスイーツ39品目を提供し、同年10月12~14日の3日間で延べ6万4000人が訪れた。来場者らによる投票で、一般料理部門には五霞町の「シン・茨城あげそば」、スイーツ部門には小美玉市の「ダイヤモンブラン」がそれぞれグランプリに選ばれた。
茨城新聞社