【社会人野球】接戦制した日本製紙石巻が4年ぶりの都市対抗出場 中嶋政弥&水野隼翔のベテランコンビが活躍
◆都市対抗野球2次予選東北大会▽第2代表決定戦 日本製紙石巻(石巻市)9―8七十七銀行(仙台市)(12日・きたぎんボールパーク) 第2代表決定戦で日本製紙石巻(石巻市)が七十七銀行(仙台市)との熱戦を9―8で制し、4年ぶり6度目の都市対抗野球(7月19日から12日間、東京ドーム)の出場を決めた。3回までに4点のリードを許したが、4回に4安打を集中して4―4の同点。その後は互いに点を取り合う展開も、6―6の8回2死一、二塁で在籍9年目の3番・水野隼翔中堅手(30=桐蔭横浜大)の左前適時打で勝ち越すと、その後の2死満塁で在籍12年目のチーム最年長、5番・中嶋政弥二塁手(33=大阪学院大)が右翼線への2点適時二塁打を放ち、リードを広げた。9回に1点差まで詰め寄られたが逃げ切った。試合後、選手全員と握手して喜びを分かち合った伊藤大造監督は「言葉がない。全員が役割を果たしてくれた」と選手たちをたたえた。
報知新聞社