月亭八方50周年 可朝さんへの思い「乗り切れていけたのは師匠の教え」
「(師匠は)照れ隠しをおっしゃるんじゃないかと思います」
報道陣からの「もし可朝さんが声をかけてくれるとしたら、どんな風に声をかけられると思いますか」という質問に対し、八方は「『そないなるか』『弟子やったんか』と、そういう否定じゃないですけど、照れ隠しをおっしゃるんじゃないかと思います」と話した。 また「あの世で見てくださいねと仮に言いますけど『見る時間ないねん』と言われ、きっとボートでもしていると思います」と笑顔で話し、会見場は笑いに包まれていた。
八光「お祭りで楽しんでいただくというのが家族としてあります」
八光は、父親の50周年について「物心ついたときからテレビに出て落語をやっているので。家族としての見る目、うれしさが勝っていると思うんですよね。タイ公演もご一緒させていただくので」と話す。 記念公演については「来ていただく方にも楽しんで帰っていただくような、集大成というか、ちょっとしたお祭りで楽しんでいただきたいというのが家族としてありますね」と述べた。
方正「師匠はすごい男らしいですよね」
弟子の方正は「50周年記念公演ということで僕も生まれて50周年なんですね。師匠が本当にすごいなというところは、すごい男らしいですよね。男が男に惚れるという感じで」と熱弁。 先日、舞台の袖で八方が立ち落語をする姿をみて「立ち落語ってパッと頭に浮かびそうでできなかった、それを師匠が70歳でやっておられる。それを僕たちが継承してつないでいったら、八方師匠が作ったものと伝えていけるんじゃないか」と述べた。 それについて、八方は「その時は落語を三席やって、お客さんも退屈すると思って。3席やったら足もしびれるし立ってやりました。やった感想としては、座ってやってもええわと思いました」と述べ、方正らが「そうなんですか」と言いながら苦笑する場面もあるなど、終始笑いの絶えない会見となった。