子どもが好きな野菜、トマトが逆転で1位 「タイパ」に評価 カゴメがアンケート
カゴメが実施した野菜摂取に関するアンケートで、子どもが好きな野菜はトマト、サツマイモ、ブロッコリーの順となった。トマトは調理が楽でタイパ(タイムパフォーマンス、時間対効果)が良いと、大人からも支持を集めた。 子どもが好きな野菜(3歳から小学生以下の子を持つ大人対象、複数回答)は、トマトの回答率が37・0%。同様の調査をした17年は3位、19年は2位と徐々に上げ、1位となった。2位はサツマイモ(30・4%)、3位がブロッコリー(29・8%)と続いた。 トマトは、「時間がかからず調理が簡単だと思う野菜」(複数回答)でも、回答率が54・7%と1位。子どもが好きなだけでなく、大人も便利で重宝する野菜との評価を得た。2位はキュウリ(46・8%)、3位はレタス(45・4%)だった。 野菜の価格に関する意識調査では、「とても値上がりしたと感じる」「やや値上がりしたと感じる」の回答が計85・3%を占めた。価格に対して栄養価や満足度が高い野菜は、もやしが22・2%と1位。次いでキャベツ(21・3%)、タマネギ(16・8%)だった。 アンケート「カゴメ野菜定点調査」は8回目。8月9~11日に、全国の男女(15~69歳)4680人を対象に調査した。
日本農業新聞