琉球エアーコミューターが機体不具合で23日の全便欠航…4機でタイヤホイール留めるボルトとナットに緩み
沖縄県の本島や離島を結ぶ琉球エアーコミューター(RAC)は23日、機体に不具合が見つかったとして、同日の那覇―宮古便など全41便を欠航した。乗客約1500人に影響が出た。 【写真】那覇空港(2022年4月)
同社によると、22日午後10時頃、那覇空港で「ボンバルディアDHC―8―400カーゴコンビ」を点検中、空気圧の低いタイヤが見つかり、タイヤのホイールを留めるボルトとナットの一部が緩んでいるのが確認された。ほかの同型機3機でも緩みが見つかり、全便の欠航を決めた。RACは原因究明と安全確認のため、24日も午前中を中心に計20便(乗客約780人)を欠航し、那覇―久米島間で臨時便2便を運航させる。