猿田和三副知事、来春の秋田県知事選出馬を表明 「行政経験とネットワークを生かしていくことが私の使命」
秋田テレビ
2025年春の秋田県知事選挙に向け、候補者が続々と動き出している。秋田県の猿田和三副知事が25日、立候補することを正式に表明した。11月いっぱいで副知事を辞職し、無所属で出馬する。 猿田和三副知事: 「私は、来年春の県知事選挙に立候補することを決意いたしました」 猿田副知事は秋田市出身の61歳。1988年に秋田県庁に入庁し、財政課長や産業労働部長などを歴任。2021年から副知事を務めている。猿田副知事は11月いっぱいで副知事の職を辞し、無所属で出馬する。 猿田和三副知事: 「これまで培ってきた行政経験と多くの皆さんと培ってきたネットワーク。これを十分に生かしていくことが私の使命。3年間続いた大きな災害への対策、この復旧に全力を挙げる。そして、経済状況によって物価高騰が続いている。県民の皆さんの生活が非常に厳しいものになっている。その対策が喫緊の課題だと思っている」 選挙戦では「企業の誘致に長く携わってきた経験をアピールしたい」としたほか、当選した際は「女性副知事の登用、若年層の意見を吸い上げる会議の立ち上げに取り組みたい」と抱負を述べた。 秋田県知事選挙には、自民党の鈴木健太県議が無所属での出馬を表明しているほか、卓球Tリーグ所属チームの運営会社代表・早川周作氏が出馬を検討している。
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