浅田真央さん「よく泣いていましたが、できるまで絶対諦めず」現役引退の宇野昌磨ねぎらう「応援しています」
フィギュアスケート女子で、元世界女王の浅田真央さんが14日、男子で現役引退を表明した宇野昌磨(トヨタ自動車)へ、ねぎらいのコメントを寄せた。 「長い現役選手生活、本当に本当にお疲れ様でした。子どもの頃はよく泣いていましたが、できるまで絶対に諦めず、誰よりも長く一生懸命リンクで練習していたのを覚えています」と回顧。 そしてこれからプロとして新たな一歩を踏み出していく宇野に「これまで全てフィギュアスケートに捧げてきたと思うので、まずは心身共にゆっくり休んでください。そしてこれから新たなステージでどんな姿が見られるか楽しみしています。これからも応援しています」とエールを送った。 宇野は5歳の頃、浅田さんに声をかけられて競技を始めた。宇野はかつて浅田さんについて「本当に人生を大きく変えてくれた人。アスリートとしてすごい尊敬する。ずっと小さいときから見ていて、いつか僕もあのような選手になれたらなという思いでやっていた」と語っていた。 21年間の現役生活に終止符を打った宇野は、2018年平昌五輪で銀メダル、2022年北京五輪で銀と銅のメダルを獲得。世界選手権では22、23年大会と日本男子初の連覇を達成。GPファイナルも22年に初優勝し、五輪を除く全ての主要国際大会を制覇。史上初の4回転フリップ成功者にもなった。9日に自身のSNSで現役引退を発表し、14日に引退会見した。
報知新聞社