栃木ゴールデンブレーブス寺内崇幸監督が退任「6年間、監督で経験できたことが全てが貴重で幸せで私の財産となりました」
10月21日、ルートインBCリーグ・栃木ゴールデンブレーブス(以下、栃木GB)の寺内崇幸監督の退任が発表された。 【写真】今季ドラフト指名を待つ、1試合3本塁打を放つ遊撃手! 寺内監督は、2006年大学生・社会人ドラフト6巡目で巨人に入団すると、ユーティリティープレーヤーとして通算670試合に出場。また、2013年にはオールスターゲームにも選出されるなど、10年間活躍した。 2018年に現役引退し、翌2019年から自身の出身地である、栃木県を本拠地とする栃木GBの監督に就任。1年目からチームをBCリーグチャンピオンシップの初優勝に導いた。在任6シーズンの間にリーグ優勝を2回、リーグ2位を3回と健闘。今季はリーグ最下位に終わったが、地元開催枠で出場した独立リーグチャンピオンシップでは準優勝を果たした。 また、同チームから3名の(石田駿、ダニエル・ミサキ、尾田剛樹)NPB選手を輩出し、今季も複数の選手がNPB入りを期待されている。 以下、寺内監督コメント。 監督初年度にBCリーグチャンピオンになった時の一体感と喜び、興奮はほんとに最高で、今でも鮮明に記憶に残っています。だからこそもう一度勝ちたかった。 今シーズンの不甲斐ない成績は力不足を感じ期待に応える事が出来なかったことが何よりも悔しくてなりません。 どんなに遠くても足を運んでくださり、どんなに酷い試合をしても「応援しているよ」「次は頑張って。期待しているよ」と背中を優しく押して応援してくださるファンの皆様。冠ゲームやシーズン中やオフシーズンでのイベント等々ではたくさんのご支援や応援をいただきましたスポンサー各社の皆様。また行政や自治体の皆様の協力のもと、地元栃木を盛り上げる取り組みが出来たこと。 他団体のプロスポーツチームの皆様にもたくさんのご協力をいただき盛り上げていただきました。たくさんの方々と出会えた事。その中でたくさんの学びを得られた事。また球団を初め、選手達には監督で居させて貰えて凄く濃く、楽しい時間でした。 監督として貴重な経験を6年の歳月過ごさせていただけた事全てが、どれを取っても本当に幸せで財産となりましたし、本当に感謝の気持ちで一杯です。 今後の栃木ゴールデンブレーブスも皆様の変わらぬ熱いご支援やご声援を選手達に送っていただけますと幸いです。
アスリートマガジン編集部