「フルハウス」のジョーイおじさんの俳優がステージ3のがんを公表。治癒への希望を語る
『フルハウス』のジョーイおじさん役で知られる俳優でコメディアンのデイブ・クーリエさんが、ステージ3の非ホジキンリンパ腫(リンパ球と呼ばれる白血球のがん)と診断されたことを公表した。 【動画】がんの闘病について話す『フルハウス』のジョーイおじさんことデイブ・クーリエさん クーリエさんは11月13日に放送されたNBCの番組「トゥデイ」で、10月に風邪を引いた後に鼠径部にゴルフボール大のしこりを発見し、病院で診察を受けたと語った。 診断の結果、非ホジキンリンパ腫であることが判明し、その後複数回手術を受けたという。クーリエさんは現在も化学療法中だと語った。 また「休まなければいけない時には体の声を耳を傾けて、必要な時にはアクセルを踏むようにしています」と述べ、早期発見のために検査を受けてほしいと訴えた。 「この番組を見ている人が、早期検査や乳がん検診、大腸内視鏡検査、前立腺検査を受けるきっかけになってほしいです。私にとって早期発見は大きな意味がありました」 フルハウスクーリエさんは、同じようにがんと診断された姉のカレンさんや、妻のメリッサ・ブリングさん、子どものルークさんら家族に勇気をもらい、支えられているとピープルのインタビューに語っている。 ルークさんは2025年に妻との間に子どもが生まれる予定で、クーリエさんは孫にホッケーを教えるのが楽しみだとも述べている。 また、現在の体調について「良い日もあれば悪い日もある」と説明した。 「吐き気やめまいがする日もあれば、ステロイドが効いてすごく元気になる日もあります。昨日はデトロイトで友人たちとスケートをしたんです。リンクを滑ってパックを打つ、そんなふうに自分の好きなことができるのは本当に素晴らしいことです。日々の生活にある素晴らしさだけを見るようにしています」 クーリエさんによると、医師から「非常に転移しやすいがんだ」と言われた一方で、治癒する割合は90%で、2025年2月には完全寛解の見込みだ。 また、完治に向けた希望と同時に、自分のこれまでの人生は素晴らしいものだったという感謝の言葉をトゥデイで語った。 「私は素晴らしい人生を送り、最高の人々に恵まれました。本当に特別な旅でした。もしこれが旅の終わりだとしても、大丈夫です」