【NFL】NFLオーナーがジャガーズの“未来のスタジアム”を承認
工事は2025年シーズン終了後に始まる予定だ。ジャガーズは2026年に収容人数を減らして(2階スタンドは使用せずに)試合を行い、翌年にはゲインズビルかオーランドでホームゲームを実施する。また、ロンドンや他の外国で複数のホームゲームを開催する可能性もある。
市との改修契約により、ジャガーズは2025年から2027年の間に最大6試合のホームゲームを海外で開催することが可能となり、最初の2年間で最大3試合、2027年にも最大3試合を行うことができる。
このプロジェクトは毎年行われているフロリダ大学とジョージア大学の対決やゲイター・ボウルにも影響を与えるだろう。フロリダ大学とジョージア大学は長年ライバル関係にあり、2026年にはアトランタ、2027年にはマイアミ、オーランド、タンパのいずれかで対戦するとみられている。ゲイター・ボウルは2026年にジャクソンビルで、2027年にはゲインズビルで実施される可能性がある。
スタジアム計画には、30年間のリース契約および移転禁止契約、ジャガーズがジャクソンビル以外でプレーできる試合数を制限する条項が含まれている。ジャガーズは新しいリース契約のもと、プレシーズンとポストシーズンの全ホームゲームをジャクソンビルで行い、年に1試合は引き続きロンドンのウェンブリー・スタジアムでホームゲームを実施する予定だ。
ジャガーズは建設費の超過分をすべて負担し、スタジアムの日常運営を担い、試合当日の経費の80.4%を負担することで合意している。
6万3,000人を収容できる屋外型スタジアムには半透明のカバーが設けられ、ランピング社長によると、これは「太陽の下でサングラスをかける」のと同じようなものだという。このカバーには外気温を15度下げる効果が期待されている。
スタジアムの収容人数は、フロリダ大学とジョージア大学の対決やカレッジフットボールプレーオフゲーム、ファイナル4などに対応できるよう、7万1,500人まで拡大される可能性がある。北エンドゾーンにあるプールとパーティーデッキは残される見込みだ。