『エミリー、パリへ行く』のガブリエル役、キャラの方向性への不満を示す
Netflixの大人気ドラマ『エミリー、パリへ行く』の関係者は、このドラマに関する俳優リュカ・ブラヴォーの発言に「憤っている」という。『USウィークリー』誌は、「ドラマは、(ガブリエル」を演じる)リュカが降板しても続く」「ドラマは『ガブリエル、パリへ行く』ではない」とする関係筋のコメントを伝えている。 【写真】リリー・コリンズ演じる『エミリー、パリへ行く』❤エミリー流ヘアアレンジBEST20 先ごろ『インディワイヤー』のインタビューに応じたリュカは、「シーズン1の“セクシーなシェフ”はまさに僕の一部だった。だが、シェフが下す決断、彼ら(制作側)がシェフに取らせる方向のおかげで、僕たちの距離はシーズンを重ねるごとに広がっていった」と述べている。
リュカはまた、制作側は「彼(ガブリエル)を、自分の周囲で起きていることを理解できず、あらゆる人に操られる人物にしてしまった」と発言。 「大好きな、僕に非常に多くのものを与えてくれたキャラクターが、徐々に“ワカモレ”(アボカドをすり潰して作るディップ)のようにされていくのを見ること、そしてそのキャラクターを演じることに、楽しさを感じられなくなった」と話している。 さらに、リュカはそのキャラクターに「微妙な意味合い」を持たせるための「味付けをしようと試みた」ものの、撮影現場では「言葉も感情も、ひとつも変えることが許されない……僕らはただ、従うことしかできない」などとして制作側を批判。シーズン4で契約が終了した後、さらにシーズン5に出演したいかどうか、「わからなくなった」と明かしている。
リュカは、「楽しく、セクシーで、いたずらっぽい、そして生き生きとしたガブリエルに戻ってきて欲しい」として、次のように述べている。 「物憂げで悲しげ、落ち込んで、道に迷ったガブリエルを演じるのは、もう楽しくない」 「『エミリー、パリへ行く』はコメディドラマ。周りのすべての人たちが、楽しんでいる……そのなかで僕はただ、少しずつ訳の分からないものへと変化している」 リュカと演じるガブリエルがどうなってゆくのか、続報を待ちたい。 From COSMOPOLITAN US