値固め展開の日本株市場で「いま狙うなら」の好調3銘柄
各地で梅雨明けが発表され、夏本番を迎えた日本列島。株式市場も気温と同様、上昇していくか(写真:ブルームバーグ)
7月19日の東京株式市場では、前日のダウ平均株価が7営業日ぶりに反落したのを受けて、日経平均株価は4万円を割り込むスタートとなった。一時は前日比300円を超える下落幅となる場面があったものの、売り一巡後は値ごろ感から買いも入り、プラス圏に浮上した。ただ、後場は売り買い交錯の展開となり、4万円を挟む攻防が続いた。最終的には前日比62円安の4万0063円で、3日続落となった。 来週(22~26日)は、日経平均4万円を挟む価格帯での値固めの展開となりそうだ。19日までの3日続落で合計1200円を超える下落幅となり、相場の過熱感は解消されている。また、円相場も1ドル=157円を軸とした推移に落ち着いてくれば、株式市場の売り材料とはなりにくい。日本に先行して発表されるアメリカの主要IT企業の決算でファンダメンタルズの良好さが再認識されれば、日本株修復の追い風となりそうだ。 来週の日経平均の想定レンジは3万9700~4万0500円とする。
本文:2,385文字
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
冨田 康夫