冬本番に備え除雪車出動式 宮城・大崎の鳴子温泉
本格的な降雪シーズンを前に、東北地方整備局仙台河川国道事務所は8日、宮城県大崎市鳴子温泉の鳴子除雪ステーションで、古川国道維持出張所と鳴子国道維持出張所が管理する国道4号、47号、108号で作業する除雪車両の出動式を実施した。 職員ら約50人が参加。除雪グレーダーや凍結抑制剤散布車など車両11台も並ぶ中、作業の安全を祈願する神事に臨んだ。仙台河川国道事務所の田中誠柳所長が「除雪する国道は地域の生活や経済を支える大動脈。誇りを持って作業してほしい」とあいさつした。 両出張所の除雪対象区間は計124・5キロ。昨年度の出動回数は除雪が210回、薬剤散布588回に上った。
河北新報