【C大阪】今季初の連敗で暫定7位に後退 小菊昭雄監督「スコアが示す通りの完敗」
<明治安田J1:C大阪1-4神戸>◇第13節◇11日◇ヨドコウ 前節5位のセレッソ大阪が今季初の2連敗を喫し、5戦未勝利(2分け3敗)で暫定7位に後退した。 通算5勝5分け3敗で、勝ち点20のまま。試合消化の少ないサンフレッチェ広島、横浜Fマリノスに順位で逆転される可能性がある。 今季最多2万1148人が駆けつけたが、ホームでの初黒星。4失点も今季最多で、3連勝で首位に浮上した昨季王者ヴィッセル神戸との実力差を見せつけられ、厳しい現実を受け止めるしかなかった。 小菊昭雄監督(48)は「スコアが示す通りの完敗となった。決して悪い内容ではなかったが、私たちはプロの世界で生きている人間なので、結果がすべて」と言い訳はしなかった。 前半途中まではC大阪が優位に進めたが、先制点を奪えなかった。逆に同38分に一瞬のスキをつかれ、これで5試合連続の先制点を献上。 2点を追う後半は捨て身の反撃に出たが、早々と3点目を許し、FWレオ・セアラ(29)の今季2桁得点となる1ゴールを返すだけだった。主将マークを巻いたブラジル人は、悔しそうに振り返った。 「得点したが、勝利しないと意味がない。自分たちに何が足りないかを見直して、時間がない中で改善しないといけない」 MFカピシャーバ(27)、DF登里享平(33)、DF毎熊晟矢(26)が故障離脱する中、ホーム神戸戦は14年8月30日以来となる10年ぶりの黒星となった。 C大阪DFハブナー(U-23インドネシア代表はJ1初先発)「先発デビューはよかったが(4失点で)足りない部分は明確になった。修正したい」