第94回選抜高校野球 東洋大姫路 「感謝」忘れずプレーを 姫路市長ら選手を激励 /兵庫
第94回選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)に出場する東洋大姫路の選手たちを激励しようと、姫路市の清元秀泰市長と萩原唯典市議会議長が24日、同校の野球部専用グラウンドを訪れた。 グラウンドに並んだ選手や藤田明彦監督、三牧一雅部長を前に、清元市長は「市民として待ち焦がれていた吉報で、甲子園に出られるのは一握り。感謝の気持ちを持って頑張ってきてほしい」と激励。続いて萩原議長が「粘り強い守りの野球で、一つでも多く勝ってもらいたい」とエールを送った。花束や記念品などが岡部虎尉主将(2年)らへ手渡された。 岡部主将は「甲子園で自分たちらしく戦い抜き、勇退する藤田監督と三牧部長と1試合でも多く戦えるよう頑張る」と決意を語った。藤田監督は「より勝ちたい気持ちが強くなった。守りの野球に加え、冬の間に鍛えた打撃の成果を見せ、打って得点したい」と誓った。【後藤奈緒】 〔神戸版〕