廿日市市にタウン誌「はつカラ」 8月20日創刊
広島県廿日市市の催しや店舗を紹介する無料情報誌「はつカラ」が20日、創刊される。全国各地でタウン誌を手がける中広(岐阜市)が県内初進出。毎月約4万1千部を発行する。 創刊号はA4判24ページ。9月14日に市中心部である「二百廿日豊年市民祭」の特集や市内の子どもたちの顔写真企画、お薦め店の看板メニュー、イベント、求人情報のコーナーがある。 中広は31都道府県で137誌、計1100万部を発行。中国地方は鳥取県だけで、広島進出に当たり転入超過が続く廿日市を選んだ。地名にちなみ毎月20日に旧市内と旧大野町で全戸配布し、市商工保健会館やADOA大野にも置く。 市内の事業所に常駐する岡崎信二編集室長(52)は「文化、スポーツ、観光で活気あふれる街。市民生活に身近な媒体として根付かせたい」。今後、地元住民を採用し、業務を引き継いでいくという。
中国新聞社