松本人志への配慮、セクシー田中さん問題…ムロツヨシが『だれかtoなかい』MCに抜擢されたワケ
『セクシー田中さん』の問題
毎週放送のレギュラー番組のMCという、撮影スケジュールを抑えるのが困難なポジションでもあるが、それをクリアできたのがムロだったという。 「本来であれば、ムロさんは日本テレビの4月期のドラマで主演を務めるはずでした。ところが、そのドラマは小学館原作の漫画『たーたん』を題材にしており、『セクシー田中さん』の原作者である芦原妃名子さんが亡くなった問題で制作中止になってしまった。 キャスティング済みだったほかの役者のなかには、代替ドラマ『街並み照らすヤツら』に引き続き出演している人もいますが、ムロさんは自ら降板を申し出たそう。つまり、本来ドラマのために抑えられていたであろう約3か月のスケジュールががら空きになったんです」 仕事を失ったムロにとって、『だれかtoなかい』のオファーはまさに“迷ってる余裕もなかった”わけだ。 「制作サイドとしても、ムロさんのような主演級の俳優であれば名が立ちますし、松本さんや二宮さんとは異なるキャラクターとして、番組の新たな化学変化も期待できる。苦しい状況に立たされた両者の思惑が見事に合致したのでしょう」 ムロのMCぶりも気になる一方、いったい彼の後任は誰になるのか……ますます番組から目が離せない。