松山北、8年ぶり6回目の優勝…高校サッカー愛媛県大会、新田とのPK戦制す
第103回全国高校サッカー選手権愛媛県大会(県サッカー協会など主催、読売新聞社など後援)の決勝戦が10日、松山市のニンジニアスタジアムで行われた。松山北が新田を下し、8年ぶり6回目の優勝を果たした。松山北は12月28日に開幕する全国大会に進む。
松山北は72分、松永悠吾選手がシュートを放ち先制。8分後、新田に追いつかれたが、延長戦の末にPK戦に持ち込んだ。GK市中磨生選手が新田のシュートを止め、接戦を制した。
新田は粘り強さを見せたが、松山北の堅い守りを崩すことができなかった。
松山北の兵頭龍哉監督は「最前列で高校生たちの全力のサッカーを見ることができて感動している。本当にありがとう」と目頭を熱くした。GKの市中選手は「PK戦には自信があった。全国でも強く戦っていけるよう、全員で頑張りたい」と意気込んだ。