古舘伊知郎 世界をリードするのは“子供な大人”「それを『障害』と言っていいのか」
フリーアナウンサーの古舘伊知郎が27日配信のABEMAトーク番組「For JAPAN」にMCとして出演した。 番組では各界の経営者をパネリストとして招き、日本の課題を議論する。アシスタントは元フジテレビでフリーアナの平井理央。 今月のテーマを「日本の大人」に設定。この日は「大人である必要があるのか」を議論した。 番組では、米大手IT企業4社Google、Apple、Facebook(現Meta)、Amazon、Microsoftのいわゆる「GAFAM」のトップは全員、大人には思えないと紹介。子供のように物事に夢中になって突き抜けているとした。 古舘は「世界をリードするのは〝子供〟じゃないとダメなんじゃないですか。分別があっちゃダメ」と話す。 ただ、そういった大人は「発達障害」と指摘されることがある。 古舘は「ある種のいびつさは必要。そこから才能とか個性とか強烈なものが噴き出してくる。それを『障害』と言っていいのかっていう話にもなってくる」と疑問を投げかけた。 その上で「発達障害」というワードについて「言葉が限界にきている。替え時」と強調した。 番組では、往年のスターで故勝新太郎さんを〝子供寄り〟と指摘。古舘は「コカインがパンツから出てくる。あり得ないじゃないですか」と勝さんが1990年1月、アメリカの空港で下着にマリフアナとコカインを入れていた事件を苦笑いで振り返った。
東スポWEB