「帰化選手で生き残る」サッカー日本代表と最終予選同組の中国代表。「死の組」生き残りに新たな帰化選手を募ると指揮官が発言
カナダ、米国、メキシコで共催される2026年のワールドカップ・アジア最終予選の組み合わせ抽選会が27日に行われ、サッカー日本代表と中国代表は同じC組に入った。同国代表は予選突破に意外な方法を用いる意向のようだ。韓国メディア『MKスポーツ』が、現地時間29日に報じている。 【画像】カタールW杯ワーストイレブンのフォーメーション アジア最終予選において、中国代表は、日本代表、オーストラリア代表、サウジアラビア代表、バーレーン代表、インドネシア代表と同じC組に入った。特に日本、オーストラリア、サウジアラビアの3カ国はアジア屈指の強豪であり、最終予選の中でも競争が激しい「死の組」とも言えるだろう。 報道では、「死の組に入った中国。彼らは帰化選手で生き残ろうとする」と伝えた上で、中国チームを率いるブランコ・イバンコビッチ監督のコメントについて、次のように紹介していた。 「結果を出すためには、多数の帰化選手が必要だ。(中国サッカー協会の)多くの人が帰化選手について話し合っていると聞いている。 中国には何人かの帰化選手がいるが、年齢が高くなりつつある。私たちに合流し、チームを助けることができる他の帰化選手がいるか真剣に検討するだろう」 中国代表指揮官のコメントによると、厳しい最終予選突破を図るために、同国は多数の帰化選手を迎え入れる方向で進んでいるようだ。そして、すでにコンゴ出身で2018年から中国でプレーしているオスカル・マリトゥを筆頭に、数人の選手を帰化選手として合流させるために動き出していると同メディアは伝えていた。果たして、中国代表はW杯最終予選で帰化選手を起用し、厳しい死の組を突破することができるのだろうか。
フットボールチャンネル編集部