台風17号は小笠原諸島に最接近

　いっぽう台風17号はきょう30日昼過ぎにかけて小笠原諸島に最も接近する見込みで、土砂災害やうねりを伴った高波に注意・警戒し、強風に注意が必要です。 　気象庁によりますと、台風17号（チェービー）は30日午前6時時点で父島の南南西にあると推定されていて、1時間に約15キロの速さで北へ進んでいます。中心気圧は998ヘクトパスカル、最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルで、北東側390キロ以内と南西側220キロ以内では、風速15メートル以上の強い風が吹いています。 　台風は北上し、30日昼過ぎにかけて小笠原諸島に最も接近する見込みです。その後、小笠原近海から日本の東を北上し、10月1日にかけて東日本に影響するおそれがあります。 　伊豆諸島では10月1日にかけて、台風周辺や台風本体の暖かく湿った空気が流れ込むため、雷を伴った激しい雨が降って大雨となる所がありそうです。 30日6時から10月1日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、 　　伊豆諸島　　　100ミリ 　　小笠原諸島　　100ミリ 小笠原諸島では30日は、非常に強い風が吹く所があり、30日に予想される最大風速（最大瞬間風速） 小笠原諸島　　20メートル　（30メートル） その後3日までには、日本の東で温帯低気圧に変わる見込みです。