熱戦を繰り広げる選手たち＝岡山県鏡野町で

　第26回「おんな相撲大会」が3日、岡山県苫田郡鏡野町上斎原の上斎原神社で開かれ、女性たちの熱い戦いが観衆を沸かせた。空ノ海こと、総社市の高校3年・落合未空さん（17）が大会史上、最年少優勝に輝いた。 【写真】盛り上がった会場

　県内外から37人がエントリー。「まこデラックス山」「佳奈青龍」といったユニークなしこ名の選手たちが、トーナメント戦で迫力の取組を披露。土俵際でしぶとく粘ったり、勢いよく押し出したりして、観客から大きな声援と拍手が送られた。

　優勝候補が相次いで敗れる波乱の展開の中、落合さんが粘り強く勝ち進み、初優勝。横綱の栄誉に「高校生最後の思い出にと出場し、信じられない気持ち。おんな相撲は、ぶつかり合って粘るのがしんどいけど、とても楽しい」と喜びを語った。

　落合さん以外の成績は次の通り。 　【トーナメント】 　▽大関＝瞳玖丸（柴野瞳玖、大阪市）▽関脇＝はなちゃん（英祐子、鏡野町） 　【パフォーマンス】①蓬郷山（蓬郷由希絵、津山市）②はなちゃん