憧れの新生活のはずが、すぐに散らかってしまう…悩み多き片付けを東大卒整理収納アドバイザーはどう解決する?【米田まりなさん連載】
憧れの新生活が始まり「家具・家電をそろえて、お気に入りの空間に仕上げよう!」と意気込んだものの、バタバタと忙しい毎日で、なかなかスタートダッシュが切れずにいる方も少なくないでしょう。ゴールデンウィークの長期休暇明け、仕事や勉強も中だるみしやすい季節です。お部屋の「五月病」を解消するコツをご紹介していきます。(整理収納アドバイザー・米田まりな) 引越し会社おすすめランキング!全12社を徹底比較 目次忙しい4月・5月は、部屋が乱れやすい季節 部屋が理想の状態と程遠いときにやるべきこと 新居での違和感は、レイアウトと家具で解決 片付けの時間を意識的に設けるコツ 使用頻度の低いものを、改めて仕分けし直す
忙しい4月・5月は、部屋が乱れやすい季節
新しい仕事の始まりや、同僚との出会いや別れ。4月には新しい勉強や習い事を始めたり、交流のためのイベントも多くあったことでしょう。 また、ゴールデンウイークの長期休暇では、今年は久々の遠出の旅行や、帰省で家を空けた方も多いかと思います。 日常生活の忙しさと、部屋のきれいさは反比例します。忙しさで予定がパンパンになっていたり、心に余裕がない時ほど部屋は散らかっていくのです。 「使ったものを元に戻すこと」は一見たやすいことのように思いますが、心に余裕がないときに毎日実行するのは至難の業。また、土日も含め予定が詰まっていると、まとまったリセットの時間がとれず、出しっ放しのものが地層のように積み重なっていきます。 引っ越し前に描いていた理想の新居とほど遠い状態ならば、まずは忙しすぎる予定を見直してみましょう。引っ越し前にはやる気満々で荷造りをしていても、いざ引っ越し後に、定位置を決めるためにまとまった時間が取れていなければ、部屋がいつまでも片付かなくて当然です。 使いやすい定位置を定めるためには、それなりに時間がかかるもの。その場しのぎの荷解きでは、正しい定位置は決まりません。「部屋がイマイチだな…」と思ったら、まず週末の半日だけでも予定をブロックしてしまいましょう。