昨年の福島県内ではサイバー犯罪145件摘発 クレジットカード被害の相談やフィッシング詐欺増加
福島県警は6日、インターネットを使ったサイバー犯罪の昨年1年間の摘発件数(暫定値)が145件、78人だったと発表した。サイバー犯罪に関する相談受理件数は3611件で前年を下回ったが、このうちクレジットカードを使った犯罪被害の相談が646件(前年比37件増)、不正アクセスに関する相談が369件(同81件増)と増加傾向にある。 県警は、実在の企業などを装ってメールを送り付け、偽サイトに誘導するフィッシングが増加しているとし「メールのリンクからアクセスするのではなく、公式のホームページやアプリで手続きをしたり、サービスセンターに問い合わせたりしてほしい」と呼びかけている。
福島民友新聞社